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1. 自動車販売6社の7～9月業績一覧と見通し

　自動車販売会社6社の2024年7～9月業績は、売上総利益率の改善や金融活動収益の増加により、全体の67％にあたる4社が増益となり、このうち3社が2倍超の大幅な増益を遂げた。

　メルセデス・ベンツ販売ディーラーハンサイン自動車サービス[HAX](Hang Xanh Motors Service)は、売上高が前年同期比+38％増の1兆5356億VND(約92億円)、親会社株主帰属利益が同8.1倍の616億VND(約3.7億円)となり、増益率で最高だった。売上総利益率が11.34％で四半期として過去最高を記録した。

　2位のチュオンロン自動車・技術[HTL](Truong Long Engineering And Auto)は減収にもかかわらず、売上総利益が前年同期比+75％増加したため、親会社株主帰属利益が同2.35倍の63億VND(約3800万円)へと急増した。

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞(記事本文には、自動車販売6社の2024年7～9月業績のチャートあり)

ベトナム企業詳細調査レポート

2. 週間☆アクセス数上位ランキング！（2024年12月9日～2024年12月15日）

　このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ビンファストのEV納車台数、3か月連続で過去最多を更新

　地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビンファスト(VinFast)は11月のEV納車台数が1万6000台余りで、単月として国内自動車市場で過去最多だった。

　9月の納車は9300台余りで、10月に前月比+21％増の1万1000台余りとなり、11月には同+40％増の1万6000台余りに増え、3か月連続で国内過去最多を更新した。11月の1日平均納車台数は530台余りの計算となる。

　1～11月期の納車台数は6万7000台余りとなり、業界トップだった。

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞


2 位 ビンEVタクシー、タクシーマイリンGとEV大口販売契約覚書を締結

　地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は6日、地場タクシー大手マイリングループ(Mai Linh Group)との間で、EVのリース・売買に関する覚書(MOU)を締結した。

　契約によると、マイリングループは2025年末にかけてGSMからEV「VF e34」と「VF 5」の計3999台を賃借・購入する。

　マイリングループの運行するEVは従来の特徴的な緑色のボディーカラーとなり、これらの車両は、GSMのEV・電動バイク配車アプリ「サインSM(Xanh SM)」にも統合される。

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞

3. 今週の銘柄評価

　ベトコムバンク証券(Vietcombank Securities＝VCBS)は養豚大手のBAFベトナム農業[BAF](BAF Vietnam Agriculture)株の理論株価を1株3万0549VND(約183円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」とした。

　2024年業績見通しは、売上高が前年比+52％増の7兆9880億VND(約480億円)、税引後利益が同13.5倍の2690億VND(約16億円)と予想されている。

　2025年は、売上高が同+9％増の8兆6960億VND(約520億円)、税引後利益が同+13％増の3040億VND(約18.2億円)となる見込み。

　BAFは9月に、養豚世界最大手である中国の牧原食品(ムーユエン・フーズ＝Muyuan Foods)との間で、飼育設備の技術移転と畜産チェーン運営プロセスへの人工知能(AI)の導入に関する戦略的事業提携契約を締結した。牧原食品は、BAFが水と土地のコストを最小限に抑えながら事業を拡大し、2030年までに繁殖用の雌豚45万頭、肉豚1000万頭を確保できるよう支援していく。

　BAFは買収合併(M&A)を通じて養豚事業拡張戦略を取っている。2025年には養豚場15か所分の取得に、合わせて3兆VND(約180億円)を拠出する計画だ。

4. 編集後記

　毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「編集後記」。
　今週はベトナム人スタッフのMonmeより、「本の詰め放題フェア」のお話です。

　先週末、本の詰め放題フェア「59Kビュッフェブックフェア」に参加して、とてもワクワクしました。まず、会場に入ると、豊富な本に驚きました。その本をわずか59,000ドンで、ジップ付きの袋に詰められるというアイデアは、本当に魅力的です。

　早朝にフェアを訪れたので、会場はまだ空いていて、ゆっくりと本を選ぶことができました。混雑を避けて、自分のペースで好きな本を探せたのは、とても快適でした。特に、多くのジャンルが揃っていたので、自分の趣味に合った本をじっくりと選ぶ時間が楽しめました。

　このフェアのルールも非常に面白いです。本をジップ付きの袋に詰めて、ジップを閉めることができれば、何冊でも59,000ドンというシンプルでお得な仕組みです。また、今回は59Kのほかに99Kで提供される袋もあり、新刊や状態の良い本が選択できることで、さらに自分に合った楽しみ方ができました。

　ただ、支払い時に袋が回収されるのには少し驚きました。一部の袋が使い込まれているように見えたのは再利用されているためだと納得しました。環境に配慮したこの仕組みにも感心しました。

　今回のブックフェアは、12月9日から15日まで、ホーチミン市、ダナン市、ハノイ市の3都市で開催されていました。袋いっぱいの本を持ち帰りながら、本を安く手に入れるだけでなく、新たな喜びや満足感、そしてもっと本を読みたいという気持ちも一緒に持ち帰りました。またこのようなイベントが開催されるのを楽しみにしています。 

photo by Monme
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。